今の七十二候は金盞花咲く(きんせんかさく17日〜21日まで) 2016年11月17日 今の七十二候は金盞花咲く(きんせんかさく17日〜21日まで)金盞花とは水仙のことですが、今年はずいぶん前に花が開いていたなあ、とiPhone内を調べてみると10月23日が家のまわりでの初水仙でした。戸惑うような陽気が続くうちに、冬本番へと向かう道のり。置いてきぼりになるようで、一抹の寂しさがよぎりますが、いやいやとふるいたち、夏に涼を愉しむように、冬は暖を愉しめますように。
今の七十二候は地始めて凍る(11月12日〜16日) 2016年11月12日 今の七十二候は地始めて凍る(11月12日〜16日)。大地が凍り始めるのはどうかまだもう少し先でありますように、と願ってしまいます。夜の深まる季節に合わせ、ふとんのぬくもりから離れる時間が少しづつ長くなるような。でも蔦を美しい色に染めるのもその寒さ。ものごとにはさまざまな顔があることをひとつづつ、あらためてもう一度学んでいけたらいいなと思う朝。
楓蔦黄もみじつたきばむ 七十二候11月2日〜6日 2016年11月4日 今の七十二候は楓蔦黃もみじつたきばむ。昨年に比べると蔦の染まり具合は遅めのようです。今年の気温変化のイレギュラーさに蔦も戸惑っているのかもしれません。春のすがすがしい萌黄色の新芽や、たくましい夏の葉色に可愛らしい花、そしてたわわになる実。季節によっていろんな姿を見せてくれていた蔦はこれから美しく色づいていきますが、散るのも意外にあっという間。立ち止まり眺めるひとときをなんとか今年はどうか忘れずにいられますように。色を眺めて、こころのうちをあたため歩きたいと思います。