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内容紹介
広田千悦子の描く「おうち」シリーズ第3弾。読み書きや茶文化、地産の食事をはじめとする日本で培われてきた楽しみや伝統を紹介し、ルーツや関わりを知るためのにほんの生活入門です。2005年刊行で好評を博した『にほんの行事』はハレを、本作の『にほんの習わし』は日常として対をなします。広田千悦子さんが選んだ「書」「庭」「茶」「食」「衣」の習わしは、「じつは知らなかった」「たまには取り入れてみてもいいか」と思えるようなひとくせあるものばかり。着物の手入れやつけ合わせの香味暦、茶事の順序をはじめ、受け継がれてきた知恵や心得が、閉塞感を感じがちな現代の暮らしをささえるヒントになるでしょう。